2012年05月02日

勉強はよく生きることの土台となる。

         たとえば、与えられた約束をよく理解して守り続けるために、


         充分な理解力と記憶力が必要になる。


         この理解力と記憶力は、鍛練されて獲得できる知性の一部だ。


           

         相手に対して、あるいは遠くの誰かに対して同情を持ちうるためには、


         充分な想像力が必要になる。


         想像力もまた、知性の一部だ。




         こういうふうにして、人間的な倫理や道徳というものは、知性と強く結ばれている。


         そして、知性のない知性というのはありえない。




         したがって、何の役にも立たなそうに見える今の勉強ひとつでさえ、


         自分が人間としてよく生きていくことの土台となっていくと言えるのだ。



                      BY  フリ~ドリヒ ニ~チェ


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Posted by サンフラワ- at 22:26│Comments(0)学び
 
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